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213時間目 [ 冷暖房設備(エアコン)の耐用年数 ]

2018年10月01日(月) テーマ:法人税
みなさん、こんにちは。

今年は最高気温が40度を超えることもあり、
とても暑い夏でしたが、
ようやく秋の兆しが見え始めていますね。

とはいえ、昨日の台風の影響で、
今日の東京は暑い一日となりそうです。

オフィスでも、
熱中症対策の一つとして、
惜しみなく、
エアコンを利用したのではないでしょうか。

さて、オフィスで利用するエアコンですが、
資産の区分や耐用年数について、
考えたことはありますか?

ひと言でエアコン、
または冷暖房設備といっても、
家庭用エアコンのようなものから、
天井に埋め込まれているようなものまで、
様々なタイプのものがあります。

冷暖房設備の資産区分は、
これらのタイプによって、
次の2つに分かれます。

①建物附属設備
②器具及び備品

①は、主に天井に埋め込まれているような、
ダクトを通じて広範囲に冷房や暖房を行えるタイプのものです。

②は、
一般的な家庭用のエアコンが該当します。

次に、
それぞれの耐用年数についてみていきましょう。

①の建物附属設備となる冷暖房設備については、
次の2つのどちらかになります。

・冷凍機の出力が22キロワット以下のもの:13年
・上記以外のもの:15年

②の器具及び備品に該当する場合、
耐用年数は6年です。

このように、
冷暖房設備やエアコンを購入した際は、
耐用年数だけではなく、
資産区分もしっかりと確認しなければなりません。

ちなみに、
自社ビルに冷暖房設備を設置した場合、
償却資産申告書に記載するかどうかも、
冷暖房設備のタイプによって異なります。

簡単そうで、
実は奥深い冷暖房設備に、
くれぐれもご注意を!

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