トップ > 知って得する税金講座 > 36時間目 [ 祝金や見舞金の取り扱い ]
36時間目 [ 祝金や見舞金の取り扱い ]
2010年12月06日(月) テーマ:所得税
今回は、『お祝金』や『お見舞金』が、
税金のルールにおいて、
どのように取り扱われるのか考えていきましょう。
会社の役員や従業員の方が、
結婚されたり、入院されたりするときに、
会社から一定の金額を支給されることはよくあることです。
この「お祝金」や「お見舞金」については、
原則として給与扱いとなり、
通常の給料と同様、
所得税を徴収する対象となります。
でも、このような慣習は世の中で一般的なものですし、
給与として扱われるのなら支給しないという会社や、
もらいたくないという従業員が出てくるかもしれません。
さすがにそんな義理も人情もない世の中にはしたくないということで、
金額や支給の理由が社会的に相当なものである場合は、
所得税を徴収する対象としなくてもよいことになっています。
税金のルールにおいて、
いくらまでなら大丈夫という、
金額は記載されていません。
ですので、実際には
もらった人の役職や支給理由などから総合的に判断して
その支給が妥当かどうかを判断することになります。
他の会社と比較して、
一般的な範囲内であれば、
そんなに深く考えなくてもよいと思いますが、
どのようなときに、どのような人に、いくら支給するのか、
会社内のルールはきっちり決めておいてくださいね。
税金のルールにおいて、
どのように取り扱われるのか考えていきましょう。
会社の役員や従業員の方が、
結婚されたり、入院されたりするときに、
会社から一定の金額を支給されることはよくあることです。
この「お祝金」や「お見舞金」については、
原則として給与扱いとなり、
通常の給料と同様、
所得税を徴収する対象となります。
でも、このような慣習は世の中で一般的なものですし、
給与として扱われるのなら支給しないという会社や、
もらいたくないという従業員が出てくるかもしれません。
さすがにそんな義理も人情もない世の中にはしたくないということで、
金額や支給の理由が社会的に相当なものである場合は、
所得税を徴収する対象としなくてもよいことになっています。
税金のルールにおいて、
いくらまでなら大丈夫という、
金額は記載されていません。
ですので、実際には
もらった人の役職や支給理由などから総合的に判断して
その支給が妥当かどうかを判断することになります。
他の会社と比較して、
一般的な範囲内であれば、
そんなに深く考えなくてもよいと思いますが、
どのようなときに、どのような人に、いくら支給するのか、
会社内のルールはきっちり決めておいてくださいね。
次の講座:37時間目 [ 出資関係図 ~グループ法人税制~ ]
前の講座:35時間目 [ 財務会計と税務会計 ]
知って得する税金講座 講座一覧
前の講座:35時間目 [ 財務会計と税務会計 ]
知って得する税金講座 講座一覧
「所得税」がテーマの最新税金講座
-
2023.12.04275時間目 [ 令和5年の年末調整 ]
-
2023.08.01271時間目 [ 非居住者等に対する家賃の支払と源泉所得税 ]
-
2023.01.05264時間目 [ 1月分給与の源泉所得税の確認をしっかり! ]
-
2022.12.01263時間目 [ 年末調整関連書類の注意点! ]
-
2022.11.01262時間目 [ 社宅の個人負担分の金額 ~役員編~ ]
税金講座 テーマ一覧
- 2024.05.01
- 280時間目 [ 令和6年度税制改正 ~外形標準課税~ ]
- 2024.04.01
- 279時間目 [ 令和6年度税制改正 ~定額減税~ ]
- 2024.03.01
- 278時間目 [ 令和6年度税制改正 ~交際費~ ]
- 2024.01.09
- 277時間目 [ ふるさと納税と被災地支援 ]
- 2024.01.05
- 276時間目 [ 毎月の経理処理のダブルチェック ]
- 2023.12.04
- 275時間目 [ 令和5年の年末調整 ]
- 2023.11.01
- 274時間目 [ インボイス制度の負担軽減措置のよくある質問とその回答 ~少額特例~ ]
- 2023.10.02
- 273時間目 [ 受取配当金の益金不算入額について ]
- 2023.09.01
- 272時間目 [ 賃貸物件の内装工事 ]
- 2023.08.01
- 271時間目 [ 非居住者等に対する家賃の支払と源泉所得税 ]